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よみがえった皇帝ダリア

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 5月21日(日)10時39分34秒
  去年の木枯らしで枯れてしまった皇帝ダリア。 2週間の出張から戻ったら、なんとよみがえって、60㎝ほどに成長をとげていた。 さすが皇帝! 今年は、あのきれいな花を咲かせて、みせてほしい。

ひよっこのトロイカ合唱シーン

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 5月20日(土)07時48分16秒
  見ました! ある方のご好意で、ビデオに録画したものを見る事ができました! うれしい!

食堂のおっちゃん、和夫さん、が突然アコーディオンを持って登場。 トロイカの伴奏をするシーン。 和夫さんが演奏するHohner Lucia VI Pは1960年代のアコ。 で、そのトレブルレジスタに注目。 もちろんBrandのHohnerにも注目。 寮の若い子たちの合唱のあとに解説で出てくる当時の歌声喫茶の映像にも注目。 そこでは、41鍵・120ベースのHohnerのアコが登場。 そのモデルのトレブルレジスタに注目! なんとそのBrandのHohnerとともに、トレブルレジスタのデザインが和夫さんの弾くHohner Lucia VI Pのトレブルレジスタと全く同じデザインと形状であることに気がついたでしょうか?

このころ、1964年の東京オリンピックのころの歌声喫茶で使われていたHohnerのアコーディオンと同じ世代のアコーディオンで演奏するという時代考証ができてる、というわけです。

で、みね子(有村架純)の父親探しに協力をしている巡査が飛び込んできて、慌てるコーラスの先生は丸椅子を手に取り、抵抗する姿勢を見せる。 それを見て、あやしい!と叫ぶ巡査。 1950年代の赤狩り・レッドパージの影響を示す動きが見られる。 ロシアからの帰還者の中には、当時の左翼思想・左翼活動を薦める人、労働運動の姿をした政治的な動きをする人などもいて、それらに対する米国発の共産主義者排斥運動の影響の名残を感じさせる場面だが、時代的にちょっとチグハグな感じをもったが、作者が若いせいだろうか。

実際に、トロイカ、ともしび、黒い瞳、などなど、旋律の美しいロシア民謡などを合唱するという行為や喜びの中にロシアシンパを作ろうとする左翼系政治グループやロシア共産党の意図が隠されていた、という見方もある。 懐かしいような、悲しいような、怪しいような、複雑な思いに駆られる時代だった。

そんな時代の再来を思わせる共謀罪法案の強行採決。 こんな書き込みもテロ特捜法の取り締まりの対象になりかねないそんな時代がくることへの警鐘であってほしい。 あるいは、NHKはすでに政府の意向を「忖度」して、テロ特捜法での取り締まりの怖さを庶民に植え付け始めているのだろうか? あどけなく、かわいい、政治とは無関係の架純ちゃんという役柄を演じさせられていたのが、ナチス時代の情報相ゲッベルスの巧みな作戦に落ちたZarah Leanderだった。
プロパガンダ無関係の屈託のない女優が実はそのお先棒を担ぐことになってしまうという不条理。 純粋無垢なみね子を演じる有村架純ちゃんがそんな役割を担うことになっているのではないか、という不安がますます高まる昨今の動静だ。  
 

小さな抵抗

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 5月19日(金)01時25分3秒
  ケルンのバックパッカーが泊まる安宿にとまりました。 一部屋に2段ベッドが2台あり、4人一部屋で、シャワールームとトイレは共用。 一人の同室の客は女性でした。

僕は、その女性の2階のベッドで、なんとなく落ち着きませんでしたが、まぁ、眠れました。 身の回りのものも特に盗まれたわけでも無く、泊まっている人達は、若者が多く、真面目そうな人達がほとんどでした。 久しぶりに学生旅行気分を味わいました。

で、その一階はバーになっているのですが、その窓に小さく貼られたポスターを見て感動で涙が出そうになってしまった。

曰く、「当店では、ナチ支持者と人種差別主義者へはビールの販売をしておりません」。

このようなことをはっきりと発言することから、トランプや各国の過激な政治家の暴走、戦争ビジネスの商人たちの罠にはまらないようにすることが少しづつでもできて行くのではないか。 そういうことを黙っていないで発言をし、普通の行動をし、理性をもって独裁を抑えるということができるんではないか。 我々があきらめることを独裁者は執拗に、狡猾に狙っていることをわすれてはいけないと思う。
 

お城巡り

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 5月19日(金)00時24分7秒
  意図的にお城めぐりをしているわけではないが、出張途中に、まぁ、有名なお城があれば、かつ、同行者がいれば、案内をしてあげたいという気になるもんです。 今回は、Disneyのシンデレラ城もここからのインスピレーションを得て作られたとも言われる、バイエルン王国の最後の王様、Ludwig二世が作ったNeuschwanstein(ノイシュヴァーンシュタイン城)を訪問。

中世への憧れとワーグナーの楽劇への傾倒からデザインされた実際には19世紀に建てられた、中世のデザインを模した城なので、いわば、純粋に中世に建てられた城ではありません。

山と湖を背景にしたこの城の景観は確かに見ごたえがあるし、絵になっている。 ただ、その巨額の建設費で国の財政が破たんしたとも言われるあたりが、治世者としての能力としてはどうかなといわれる部分でもあり、やがて投獄され、翌日にはその湖に浮かぶ死体となって発見される数奇な運命も、決してハッピーなストーリーではない。

ただ、押し寄せる観光客はみなさんハッピーそうでした。

 

牛小屋に寝る

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 5月19日(金)00時07分22秒
  ドイツからオーストリア・スイスを抜けて、イタリアに向かう途中、スイスでの一泊は農家の元の牛小屋の藁のベッド。 敷いてあるわらに、毛布を敷いて、そこに寝ます。 男女混浴ならぬ、男女混寝、いわば、雑魚寝。 外は、雨も降り、風も強く、牛舎内にも容赦なく隙間風が吹き込んできたが、わらの上は予想外に暖かく、寝心地がよく、朝までぐっすり。念のため着込んだセーターとパジャマはわらだらけ。
一夜明けて見渡すオーストリアのチロルの山々。 すっきりと晴れて、景色もきれい。
そこから、南に向かう途中の街道沿いのレストラン。 5月の風と光のなかでのランチは素晴らしい。 仕事で来ているので、食べ終わったらさらに移動を続けなくてはならないけど、楽しい。
 

NHK朝ドラ「ひよっこ」にマイアコ登場

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 5月13日(土)13時48分46秒
  4月3日からスタートしたNHK朝ドラ「ひよっこ」は主演有村架純ちゃんです。 ほぼカスミストになりつつある私ですが、今回久々に朝ドラに興味をもったのは、主人公の出身が北茨城で、僕の母の故郷の宇都宮の方言やアクセントによく似ていることや、主人公が状況するのが東京オリンピックを前後とした時代であること、つまり、僕らの年代が通過した時代背景であること、それに、たまたま何回か歌声の場面がでるときに使われる当時のアコーディオンのモデルを私が所持していたことから、それをこのシリーズで使用してもらうことになっていたからです。

で、やっとその場面が放映された5月10日には私はドイツのHamburgにいて、見る事ができませんでした。 残念!!

しかし、3B課長さんがスクリーンショットをとっていただいたので、アコでトロイカを歌う場面を見ることができました。

今後も、何度かは、このアコの出番があるらしいので、私としてはひそかな楽しみがあるのですが、当時の歌や事柄が物語にでてくることが、そうそうそんなこともあったなぁ、と思い出されて、くすぐられる感じもあります。 ただ、この作品の作者が僕らの年代よりも若い人なので、どこまで、当時に気分を再現してくれるのか、ちょっと不安もあります。それにしても、北茨城の方言やアクセントもすてきな人が話すとやさしく響くから不思議だ。 もっとも、僕の母の故郷の親戚の人は、僕にやさしくしてくれて、夏休みに親戚の家に1週間もいると、南千住の自宅にもどっても、その方言でしゃべっている自分を見つけておかしく感じたことをおもいだしました。 このシリーズをみていると、いつしか、自分もまたその方言に戻ってしまいそうでおかしい。  
 

北島先生の絵画作品ご出展

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 4月19日(水)07時23分3秒
  のレポートありがとうございました。 北島先生や、参加者のみなさんのお元気そうなご様子もうかがえてよかったです。
このような風景画はやはり、その場所において得た感動やいい気分などを味わい直しながら記録・表現できることの楽しさというようなものが伝わってくるような気がします。
絵をかいたり、見たりすることは、日々の雑事に追われて寝起きをしている生活から、ふと心の余裕や、生きていることの楽しさを忘れかけていたことを思い起こさせてくれるような気がします。
 

2017北島先生の絵

 投稿者:3B課長  投稿日:2017年 4月 9日(日)21時23分4秒
  ご無沙汰しております。北島先生が出展されている示現会展に、行きました。国立新美術館で4月17日まで開催しています。11日(火)休刊日です。写真は北島先生作品、題名は天空の華。そして先生と元生徒たちです。突然のお知らせでした。  

読書

 投稿者:布施院  投稿日:2017年 4月 9日(日)13時46分27秒
  これまた素晴らしい。 今時、ネットで情報を広い、メールで連絡して、終わりにしてしまうことがなんと多いことか。 いや、むしろそればっかり、という具合になりつつあります。 いやもうなってます。 暇があるということは、心に余裕もできて、うらやましい限りです。

今年の桜は気のせいか、どこか花が少なめで、全く花を付けてない枝が目立つような気がします。 温暖化の影響か、すでに鹿児島では桜が咲かないところが出始めているとの情報もあり、千葉県柏市でも、桜の木の上の方の枝には花がない、あるいは、桜の木全体の半分も花がついていない木も見えます。

一定の寒さを通り越さないと咲かない花もあるみたいです。





 

また本の話

 投稿者:クール子  投稿日:2017年 4月 8日(土)02時16分52秒
  ご無沙汰です。
日本は桜のころ、良い気候になってきていると思います。

先日こちらの古本屋に行って、1冊$2(以前は$1だったのですが値上がりしました)
の本を漁っていたら、林芙美子のほんとに古い本がありました。
この人の本を読むのは初めてで、それも昭和33年15版発行となってました。
表紙についてる帯に70円と定価がついている。
これが当時の物価からすると高いのかなとも思いますが、
なんかいいもの手に入れたみたいな気分になりました。
題は「めし」、これを書き上げる前に彼女亡くなってしまったのですね。
なかなか興味ある筋で最後がないのが残念です。
物好きな私、価値があるのかないのか知りませんが、
これは額にでもいれて取っておく価値あるのかなんて思ってます。
表紙の写真添付しますね。
古本に詳しい方がいたら、ご意見ください。

世の中、いろいろ起こってるのにこんなことしてていいのかな?
まあそれはそれ、これはこれ・・・。
私、暇人かなー?